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金井一郎「あかりの情景」展予告

ゴールデンウィークから森の小屋では金井一郎の「あかりの情景」展を開催します。

今回は会場を二つに分け、1階では小さな箱の中に浮かび上がるあかりの風景作品、乾燥させた植物の中に小さな明かりを仕込んだ作品などを展示販売します。2階では金井さんの生み出した「翳り絵」という特殊な技法で制作された宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を展示します。こちらは入場料500円(ワンドリンク付き)となります。

金井さんが50年の歳月をかけて制作し続けた「銀河鉄道の夜」の「翳り絵」作品は2013年にミキハウスより絵本として出版されています。

会期は4月27日から5月12日まで。(5月1日、8日休廊)

1階「街に燈る」入場無料

2階 翳り絵「銀河鉄道の夜」

入場料500円(ワンドリンク付き)

翳り絵とは、ラストボックスの上に黒い紙を敷き、縫い針で孔を開けていく点描の絵である。金井さんはほとんど下描きをせず、暗い部屋でひたすら孔を開けていく。光をあてて透過する光だけてできた画像は数枚のトレーシングペーパーを重ねて効果を出しているとは言え、空間、いや空気感まで感じることができる。